熱が出た時やアイシングをするためのお馴染み『氷沈』
バガノールにある氷沈は写真のように、
使い終わった点滴ボトルに水を入れて凍らしたもの。
▼こんな感じ
写真じゃ分かりにくいですが、
これは氷と同じでカチコチなので身体にあてると痛いんです(><)
これって何とかならないかなぁ・・・と思うこと数分。
閃いた!!いや、思い出した!!
新人の時に先輩に教わった、お手製『柔らか氷沈』。
▼材料はオムツとアルコールと手袋
▼こうしてオムツの中にあるポリマー&綿を取り出して、アルコールに漬けます。
▼するとアイスノンの中身に大変身!!
・・・なのですが、バガノールにあるオムツだとポリマー少ししか入ってない(><)
生理用ナプキンなら?・・・と思ったけど、これも全く同じ。ポリマーなし。
バガノールで色々なオムツを購入し、デンマーク製の子供用オムツを発見!!
この子にはかすかにポリマーが入ってた!!!!
(改めて日本製のオムツやナプキンにはポリマーがふんだんに入っていて、
質がいいなぁ・・・と思いました。)
▼アルコール漬けしたオムツを手袋の中に詰めます
日本のオムツに比べるとクオリティーは確実に落ちるけど、
冷凍庫に入れても凍らない!!柔らか氷沈がなんとか完成!!
これをICUの師長さんに言うと、
『これはゴイ(素敵)だわ!!早速作りましょ!!』と乗り気!
▼ICUの看護師達も『柔らか~い!!』と興味津々
▼するとあっという間に作成してくれ、柔らか氷沈がICUの冷凍庫に!!ヽ(´▽`)/
この方法を教えてもらった新人の時は『いつ使うのかなぁ』と思っていたけど、
まさかモンゴル・バガノールで役に立つとは!!!!!!
人生、無駄なものは何もない。
己にふりかかるもの全て自分にとって必要なもの。
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