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2011年4月22日金曜日

全ては動くこと

久しぶりの更新です。
なかなかコンスタントに続けられないのは、とてもいけないクセですね(><)
『でもそれが私のペース!!』なんて言い訳している私は、きっといつまでも治らないんだろうなぁ(笑)

東日本大震災後より、色々な事を考えてました。
膨大な思考がうわぁーーっと押し寄せて、未だに整理しきれてないですが。

ですが決して悶々としてばかりいた訳でなく、
きちんとモンゴルの地で活動しておりました。

今、自分がやるべきことはモンゴルに返していく事だと。

そして昨日、とっても×2嬉しい事がありましたヽ(´▽`)/


モンゴルに来て1年10ヶ月。
この間ブログでも綴ってきましたが、
自宅で寝たきりを強いられている人を沢山目の当たりにしてきました。
更には寝たきりに伴う2次的障害を抱える人の多いこと!


そこで、そんな寝たきりの方や介護している方のために『寝たきりの方へのケアマニュアル』を作成し、
やっと昨日、ホヤホヤの本がバガノールに届いたんです!!!

▼思った以上の綺麗な出来栄えに感激!!


清潔ケアの方法を写真付きで


構想~作成期間およそ2ヶ月。

この本を作成するために南ゴビから同期Mちゃん(理学療法士)がバガノールに足を運んでくれ、更に必要な資料を書き足してくれました。

▼Mちゃんの力作の1部


活動先の看護主任には出来上がった資料を何度も見てもらい、何度も修正しました。

看護主任と( ´ー`)ノ


おまけにバガノールには製本会社がないため、何度も何度も首都の製本会社に赴いては、
表紙及び中の紙の質、カラー印刷の可否、価格、製本数、見積もりの算出、資料の校正・編集、PDF作成・・・などなど、必死に身振り手振りでモンゴル人と話し合いました。

更にはマニュアル作成費用が活動先から捻出できなかったため、JICA事務所に依頼。何度も何度も申請書類を書き直し、何度も何度も事務所の方と話し合いました。
事務所の方には本当にご尽力いただきました。

そして念願の製本!!

本来ならばウランバートル市内しか配送できないものを、
『そこをなんとかして欲しい!!』・・・と涙目で訴えた私の迫真の演技は女優並み(笑)
すると製本会社の方がいろいろと手配をしてくださり、バガノールまで配送してくださったんです。

この本は沢山の方の『思いやり』『協力』で出来ています。
製本に関わってくださったみなさまに感謝!!
早速このマニュアル本を使ってセミナーを開き、
寝たきり介護ケアを啓蒙していきたいと思ってます。

何事も『全ては動いてみること』。
更には『何をするか』ではなく『何のためにするか』が重要。

今回の製本を通して学んだ事。

私は本当に幸せ者。

2011年3月7日月曜日

サクラサク

今日、我が家でひと足早く桜が満開になりました~ヽ(´▽`)/

・・・というのも、以前働いていた職場の子から桜が届いたんです♪

▼ほらっ☆素敵でしょ?桜のメッセージカード(≧▽≦)♪♪


花が大好きな私。

この桜を見た瞬間、

『きゃ~~~~~~~~~~~~~っ(≧▽≦)♪♪』と思わず叫んでしまった。

だって、あまりにも可愛くて♪

そして手紙には“日本では春一番が咲きました・・・”とのこと。
今年の日本の桜は実際に見る事が出来ないけれど、
同僚のお陰で日本の春を感じる事が出来ました。

本当に嬉しかった。ありがとう、感謝します( ´ー`)ノ

2011年2月17日木曜日

洗う

今年に入ってから、活動において充実した毎日を過ごさせてもらっています。
理由の1つに、1月からセミナーが再開したのと同時に、病棟巡回も始めたから。

病棟に足を運べば、看護ケアを必要としている患者さんがいる。
ケアを通して患者・家族と触れ合う時間は、かけがえのない時間です。

『亜矢、明日も来てくれるよね?』

患者さんからのそんな言葉がなによりも嬉しい。

1月から行っているセミナーは
『褥瘡及び清潔ケア』『体位変換』『体位変換枕の必要性・使い方』

特にそんな看護ケアを必要としているICUや内科病棟の看護師達が、
実際の業務に少しずつ取り入れてくれるようになり、


① 今までは褥瘡があっても洗浄をしなかったが、現在は毎日洗浄してくれるようになった。
② 除圧が必要な患者さんに対し、2時間ごとに枕を用いて体位変換してくれるようになった。
③ 洗髪・足浴・口腔ケア等の清潔ケアをしてくれるようになった

手前味噌ですが、この3つは非常に大きな変化だと思っています。
やっぱり巡回するって必要!!

この間まで私の方から『清潔ケアしない?』と提案しないと行われなかったケアが、
『亜矢。今日はどんな清潔ケアをする?』
『一緒に清潔ケア手伝って!』
・・・とスタッフ側から言ってくれるようになったからです。


▼今日はICUの看護師・ナラさんと一緒に患者さんの身体を洗いました!!


皮膚トラブルはないかな?・・・確認しながら洗います。
 

▼私は清潔ケアが大好きなので、思わず笑みが・・・( ´ー`)ノ
 

ケアをしながら『お風呂に入ったのはいつですか?』と聞くと、
『う~ん、覚えていない・・・』と患者さん。

『えっ・・・(@@)』

確かにボディタオルが真っ黒に・・・。

▼徹底的に洗わせてもらいました(笑)


『黒いおじいさんが、真っ白なおじいさんになったね~(笑)』とナラさん。

えっ!?そんな事本人の目の前で言っていいの!?
・・・と恐る恐る患者さんを見ると、

『う~ん、確かに!!綺麗になった!!(笑)』と患者さん。

モンゴル人は寛大です(笑)

2010年12月28日火曜日

救援物資 ~おとんと私と時々おっちゃん~

とうとう来ました!

無事に先週、バガノールにおとんからの大量の愛(食料)が(笑)

総量11キロ!!

▼お餅4キロ、パスタ、ラーメン、干し芋、お菓子・・・などなど盛りだくさん!!(@@)


郵便局から自宅まで10分。

しかし、5分もしないうちに荷物を持つ手が震えだした(><)
外気温マイナス35度。さすがに手が応える。

『はぁ、はぁ・・・家が遠く感じる・・・つ・・・辛い・・・』

道端でうな垂れていたら、

『おうっ、嬢ちゃん大丈夫かいっ!!』

とっさに11キロの荷物を持ってくれた通りすがりののおっちゃん。
しかし!!年末だからか昼間から酔っている・・・。
酒臭い・・・。

でもあまりの重さに『怖い』より『んじゃ、おっちゃん、お願いします!!』という気持ちの方が勝った。

玄関先まで重い荷物を酔いながらも運んでくれたおっちゃん。

でも、おっちゃん、帰ろうとしない

でも、さすがに『お礼にお茶でも・・・』と家に上げるのは怖い。

『あ、ありがとう!!おっちゃん!!あなたのお陰で助かった~!!』と満面の笑顔でお別れを言う。

しかしおっちゃん、帰らない。

『おうっ、嬢ちゃん!オレはねぇ、バガノール区のお偉いさんをしているんだ!!
うちの娘を知ってるか?オユーナってんだ!アハハ・・?☆?♪?■○▼』

おっちゃん、呂律がまわってない・・・。

お偉いさんかは分からないが、七福神のエビス様に似てる。
悪い事はしなさそうな風貌。

▼ちなみにこ~んな感じのおっちゃん


いや!!でも、やっぱり家には上げられない。

咄嗟に名刺を渡して自己紹介。

『あやって言います!!JOCVとして病院で働いています!!何かあったら電話下さいな!!』

『お~~っ、そうかぁ!!分かった!!じゃぁな!!いい年末を!!』

はぁ~っ、おっちゃん帰った・・・

でもその名刺を読みながら、
『あ~や~、あ~や~!!』とでっかい声で階段を降りて行った。

どうしよう・・・思わず名刺渡してしまったけど。

ですが現在、イタズラ電話もなく、家に押しかけて来ることもなく経過中。

おとんと同じくらいのありがとうをおっちゃんに・・・( ´ー`)ノ☆

2010年12月18日土曜日

懐かしい1枚

年末掃除の際に出てきたこの1枚の紙。
JICA二本松訓練所で大変お世話になった、
モンゴル語教師・ナラン先生が書いてくれたものです。(勿論全てオールモンゴル語)

▼一人一人の語学試験のコメントを記載したもの。
(確かそうだったような?)



もらった時は殆ど意味が分からなかったのですが、
モンゴルに来て1年半。

全部、意味が分かる!!

これって凄い事だと思いました。

『モンゴルに行くこと、二本松に来た時のことを彼女と話しました。
そしてバガノールに行ってからやりたい仕事など。
モンゴル語もよく出来て、分かりやすく話す事が出来ていました。
中でも彼女の生まれ故郷についての話がとても面白かった。

モンゴルに行った際は、看護師たちに清潔・不潔の取り扱いをはじめ、
自分が知りえる全ての看護技術・知識を提供したいと思っている・・・との事でした。
これに関してはとても必要なことだと思います。
感染症が多いとも言われていることから、その感染を少しでも防ぐべく、
地域住民にもセミナーが開けたら・・・という彼女の考えはとても正しい意見だと思います。
とりわけ医療は専門用語が多く難しいと不安に思っているようですが、
彼女はちゃんと理解しているし、発音も綺麗。

このクラスの子たちはみんなモンゴル語が上手でよく勉強しています。
私はとても嬉しく思っています。

                     ナランツェツェグ   』

ここまで来れたのは、ナラン先生の指導があったからこそ。

残りの任期、あと半年。
引き続きモンゴル語の勉強を怠らないようにしたいと思います。

毎日最低30分は単語の勉強するぞ!!

そして今日からスフバートルという
モンゴルとロシアの国境に位置する街へ行ってきます。
そこで活動している同期隊員(体育教師Aちゃん)と共に
『応急処置』セミナーを行う予定です。

初めてのスフバートル。楽しみながら頑張ってきますヽ(´▽`)/

2010年12月16日木曜日

素敵な来蒙者

昨日、素敵な方達と夕食をご一緒することになりました!!

▼オシャレよりも防寒優先で来てしまった私。
モコモコズボンで恥ずかしいですが・・・(><)


その方は東北大学大学院医学系研究科・微生物学分野で活躍されていらっしゃいます、押谷 仁 先生。
そしてその大学院の院生である なおさん。
更にその押谷先生のカウンターパートでもある、
首都の国際インフルエンザセンターでご活躍のブルマーさん。
(真中の男性が押谷先生。一番左がなおさん。1番右がブルマーさん。)

押谷先生との出会いは去年の今時期。
ふと入ったレストランで偶然お会いしたのがきっかけでした。

押谷先生は『SARSと闘った医師』として、
世界保健機関(WHO)西太平洋事務所の感染症監視・対応地域アドバイザーとして、2003年に大流行したSARSの封じ込めの最前線に立ったウィルス学の専門家であり、微生物学分野ではとっても有名な方なのです。

保健師U隊員は、
『物凄い有名な方。雲の上の存在!!そんな方とお会いできるだなんて嬉しい!!』・・・と大興奮でした( ´ー`)ノ

実はそれだけ有名な方だと知ったのは最近になってから。
来蒙まで数回押谷先生とメールのやり取りをさせていただいていたのですが、
何も知らなかった私はフランクなメールを送ってしまっていて。

無知とは恐ろしい。
感染症病棟で働いていたのにも関わらず・・・。
恥ずかしさと同時に反省です(><)
もう少し視野を広げて情報を得ていかないといけませんね。

モンゴルは去年、新インフルエンザで多くの人達が命を落としました。
そこで、モンゴルにおいてのインフルエンザ感染状況を調査すべく、
先生達は数回モンゴルを訪れ研究しています。

実は先生、つい最近まで仕事で気温30度のフィリピンにいらしたのだとか。
モンゴルは現在-30度。
この60度差は驚きです。

世界を飛び回り、お疲れにも関わらず終始笑顔だった押谷先生、なおさん、ブルマーさん。

またお会いできることを楽しみにしています!

素敵な出会いに感謝☆

2010年12月11日土曜日

JICAセミナー 2010冬~番外編~

先月JICAセミナーを行った際、
『活動紹介パネル』となるものを作成しました。
しかし、そこでやはり不安なのが自分で書いたモンゴル語。

そのチェックをしてもらうべく、
モンゴル人の友人に見てもらった時のこと。

『あ~、これはこう書いた方が分かりやすいよ。』

『あ、これもこう直した方がいいね。』

・・・と校正箇所が出てくる、出てくる(><)

しかし数枚の活動資料を見ていく中、

『あや、色々な仕事をしているんだね。モンゴルのためにありがとう。』
・・・と私に投げかけてくれた。

思いもよらない『ありがとう』だった。

2010年12月10日金曜日

小包

今日、とっても可愛いプレゼントがバガノールに届きました!

▼以前働いていた職場の仲間から。クリスマスカードと共に♪


▼羊の手袋☆可愛いすぎます(≧∇≦)


▼さすが看護師!!生理食塩液の空き箱に入れて送ってきてくれました(笑)


カードにはみんなの温かい言葉が。

我が活動先バガノールはとっても寒い町で有名。
今日もマイナス25度!!

ですが、そんな寒さも吹き飛んでしまうくらい、
温かい気持ちでいっぱいになりました。

日本を経って1年半。
こうして気にかけてくれる友人がいるのは、本当に有り難いことです。

ゆりっぺ、かほりん、がっき~先輩、本当にありがとう。

私はとても幸せ者です( ´ー`)ノ

2010年10月20日水曜日

キミハアヤカ

今日、いきなり見ず知らずのモンゴル人男性から電話が来た。

『君はあやか?』

『そっ、そうですけど。』

『本当なんだな?合ってるんだな?話しがあるんだ!!』


勿論私は怖くてたまらない。
相手の事を知らないのに、
相手は私の名前を知っているばかりか、携帯番号を知っていたからだ。

『あ、あの、何の話?あなた誰?』

『あや、今どこにいるんだ?』

『え?病院にいますけど。』

『じゃぁ、今すぐ行く!!』

えーーーーーーーーーーーーーーっ(@@)

怖い、怖い、怖い・・・
いきなり来て、何かされたらどうしよう!

すると数分でモンゴル人がやって来た。

『君はあやか!?』

やっぱり知らない顔・・・

『そ・・・そうですが、何の用ですか?』

『家で寝たきりの姉の胃管を交換してほしいんだ!
いつも専属の看護師にしてもらうんだけど、
今は休暇中で首都にいるって言うんだ。
そしたら彼女が『あやなら上手にやってくれるから!』と君の番号を教えてもらった!』

専属の看護師?
聞けば配属先のICUの師長さんの事だった。
まぁ、彼女なら私の事、知ってるなぁ・・・。

『胃管』とは口から食べ物を摂取できない場合、
鼻から胃まで管を通し、その管から栄養を入れる時に使用されるものです。

その『胃管』が今朝方詰まってしまったんだとか。
そのため、仕事帰りにそのお宅に訪問し、無事に胃管を交換してきました。
家族も朝から何も栄養を入れてあげられない不安が解消されホッとした様子。

ICU師長の無茶振りにはビックリしたけれど、
こういった事も活動の1つ。

例え小さな事であっても、頼ってもらえた事が嬉しい。
ちょっぴり幸せを感じた帰り道。

2010年6月29日火曜日

1周年☆

先週24日は記念すべき『モンゴル赴任1周年』でした!!

ちょうど翌日、年2回あるJICAボランティア総会があったので、
集まれる同期と共に1周年を祝いました!!

▼みんな、とってもたくましくなりましたヽ(´▽`)/


笑いあり、涙ありのこの1年。
いや、泣く事の方が多かったかもしれない。

でも、こうして乗り越えて笑顔でいられるのも、
ここにいる同期のお陰。
明るい素敵な仲間たちに恵まれて、私は本当に幸せ者だ。

この1年間の活動を振り返り、残りの1年をどう過ごすか。
私達にとって『折り返し地点』という貴重なポイント。

泣いて、泣いて、頑張った分、
悔いのない活動をして、笑って帰りたいと思う。

2010年6月22日火曜日

トマト&ミント

マレーシアに行っている間、
我が家の可愛い『トマト』を大家さんに預かってもらってました!

取りに行ったら何とビックリ!!
物凄い成長している(@@)

▼本日モンゴルの気温33℃。
今朝たっぷりお水を与えたのに、仕事から帰ってくると土がカラカラでした(><)


現在、同期のSちゃんからミントの葉をおすそ分けしてもらい、
水栽培で根が生えてくるのをまだかまだかと待っています♪

植物の前に立つと不思議と自然に笑顔になる。
無条件に人を優しい気持ちにさせてくれるからでしょうか

2010年5月21日金曜日

『緑』

昨日は私の家に素敵なものがやってきました!!


それは・・・


なんと・・


トマトの苗♪


▼早速日当たりのいい場所に♪


なんと昨日、病院の目の前に『植物&野菜』の出張販売が!!


▼ちなみにこれが私の活動先の病院!


▼こんな感じで販売に来ていました!(分かりにくいですね…スイマセン(><))


きゅうり・にんじん・トマトの苗がズラリと並んでいたので思わず購入(≧∇≦)


▼バガノールにネギがやってくる事は稀!なので早速2束も購入!!


日本に住んでいた頃、植物を欠かしたことはありませんでした。

必ず目に入るところに植物や花を飾っていた私。

癒されるんですね・・・とても・・・。


花は人に喜びと癒しを与える。

だからと言って見返りを求めない。

だからこそ花は美しい・・・と誰かの言葉にありました。


外見より、『香』で惹きつける(生きる)・癒す花もある。

だから色々な生き方があってもいいのかな・・・なんてトマトの苗を横目に思った金曜日。

2010年5月18日火曜日

とりあえずやってみる

先週、生まれて初めて『子供の遊具』を作成しました!

…と言っても、全て完成させることは出来ませんでしたが。


▼参考までにこのような遊具(…を目指すべく(><))


今年から数回顔を出させてもらっている、シングルマザー支援のNPO。

そこでNPO職員バエナさんと、同期隊員とで遊具を作る事になったんです。


▼NPO代表の方から送られてきた図面


ほ、本当にこんな遊具が作れるのか!?』

…と不安がよぎる炎天下の中、

のこぎりを持って木材を切り、

やすりをかけ、

その木にドリルで穴を開け、

更にはスコップで大きな穴を掘り、

掘った穴にセメントを流し込んだり・・・とにかくやった事のない事だらけ!!


▼のこぎりなんて持ったの何十年ぶり!?



▼ドリル初体験(><)でも、とても楽しかった♪


▼『穴を掘るぞ!』
掘ったはいいが、さてこれからどうしよう?…と作戦タイム。
 
 
▼同期隊員『影』写真♪お気に入りの一枚です(≧∇≦)


途中、溶接工程が必要になり業者さんへ。

▼『子供のために作るのならお金は要らないよ・・・』
と言って溶接してくれたおじさん。モンゴル人の心にグッときた瞬間だった。


『やった事がなければ、やってみればいい。
そこで得られる事はきっとある。
それを身をもって体験できた1日だった。

医療しか知らなかった私が、『ものづくり』の楽しさを学べた。
私の中に『小さな引き出し』ができた。

2010年4月26日月曜日

一期一会

先週、素敵な出会いがありました。

彼女の名前は岩佐佳子さん

日本とモンゴルの交流を進める
『モンゴル国NGO GLOBAL LEADERSHIP FOUNDATION』メンバーで、首都ウランバートルに事務所を構え活動されています。

今回、モンゴルの子ども達のために絵本を提供したい・・・と
1年半もの期間を費やし、10
00冊作成!

▼心がほっこりする優しいイラストで作られた絵本


左から読んでいくとモンゴルの子ども達が大好きな
『フフー・ナムジル』という馬頭琴にまつわるお話し。

右から読んでいくと滋賀の有名な『田川の白馬』が繰り広げられる二部構成。

この日はウランバートル近郊・更にはバガノールにまで足を伸ばしていただき、
合計8件の小・中学校・障害児施設を回り、

出来立てほやほやの絵本を贈呈されました。

▼右の方が岩佐さん


▼最後にはみんなで撮影☆
 

彼女と知り合う事が出来たか
以前ブログで紹介した保健師U隊員が滋賀県出身。
そして岩佐さんも滋賀県出身。
(おまけに青年海外協力隊員を応援する会のメンバー!!)
U隊員が岩佐さんと同郷というご縁で、今回出会うことができたんですね。


しかも
『大野さんのブログ見ましたよ。写真が沢山載っていていいですね。』
との嬉しい言葉が(≧∇≦)
ブログは知人までが読んでいるものだと思っていましたが、

私の知らないところでも読まれているものなんだ、
今後もしっかり伝えていかなければ…と身が引き締まる思いでした。

モンゴルを通じて、
今まで知りえなかった方と出会える事は本当に嬉しいことです。
『一期一会』を今後も大切にしていきたい。

そして!!
『バガノールの病院にもどうぞ…』と貴重な絵本を20冊も頂きました!!

▼そして今日!!岩佐さんに代わってU隊員と共に院内の図書室に贈呈!


明日はバガノールに4つある家族病院(診療所)に贈呈してきます!!

2010年4月23日金曜日

『95』

先日、我が家に素敵なものが届きましたヽ(´▽`)/

同期隊員の95歳になるおばぁちゃま(福島県在住)が、

私達21年度1次隊同期隊員(15人)全てに

まごころ込めて作ってくれたお飾り!!

福島県からはるばるやっ てきました!!


▼早速よく見える場所へ(≧∇≦)


▼細かい手作業、思 いが詰まっているのがひしひしと伝わる作品です!


モンゴルへ来る前、

福島県にあ る『JICA二本松訓練所』で2ヶ月もの期間、

同期と同じ釜の飯を食べ、苦楽を共にしました。

涙あり笑いありの充実した2ヶ月間。

この先、あんな濃くて充実した時間は過ごせないだろうと思わせるぐらい、

私の中で色あせることのないキラキラした思い出です。


そんな思い出の地から、

こんなパワーがこもったお守りがあれば怖いものなし!

早速私の癒しのアイテムです( ´―`)


モンゴルへ来て、明日で丁度10ヶ月が経ちますが、

今までに心折れそうな事が何度あったでしょうか。

いや、実際に心折れた時もありました。


そんな時、二本松訓練所でモンゴル語を教えてくれた

ナラン先生の言葉が頭をよぎります。


『上手くいかないことがあっても、

決して失敗だと思わないでください。
相手を愛し、尊重し、

その国を思う気持ちは遅かれ早かれ必ず伝わります。
みなさんは成功できます。


この言葉に何度涙し、励まされたか。


人間、一人じゃ生きられない。

生かし、生かされながら、生きている。

雨は自分だけに降り注がない。

こうして応援してくれる人がいる。

一人じゃない。

だから『くそ根性』で乗り越える。


そんな事を思った10ヶ月記念日前日。

2010年2月25日木曜日

モンゴルへいらっしゃい

今日は思いもよらぬ汚水にまみれ、半泣きの状態でしたが、
先程、大家さんが心配して見に来てくれました。

汗だくになりながら床を拭いている私を見て、
一緒に拭くのを手伝ってくれたんです( ´ー`)ノ

しかも弟さんまで呼び出してくれて、
3人で一緒になって拭きました。

そしてどこで聞きつけたのか、病院のスタッフから

『あや!!今日は大丈夫だった?可哀相に・・・手伝いに行くよ!!』
・・・と激励の連絡。

ありがたいです・・・本当に。

あらためて
『人は人によって支えられ、生かされているんだなぁ。』
・・・と思いました。

更には郵便局から、
『あや~、荷物が届いているよ!取りにいらっしゃ~い!』
・・・と連絡があり、
行ってみると父からの救援物資が!!

その中には、溢れんばかりの日本食。
そして更には何が入っていたと思いますか?

なんと、去年の大晦日に亡くなった、
大好きだったじぃちゃんの遺影!!

▼私に優しく微笑んでくれています( ´ー`)ノ



『じぃちゃーーーーーーーーーーーん!!ヽ(´▽`)/』

飛行機に乗って、わざわざ会いに来てくれたんだね!
しかも初めての飛行機はどうだった?
海外だって初めてだもんね!!
まさか、モンゴルに来るだなんて思っていなかったでしょう?

じぃちゃん・・・・よく来たね・・・いらっしゃい。

今日の出来事が起きるのをまるで分かっていたかのように、
我が家にじぃちゃんが来てくれました・・・( ´ー`)ノ

『今日の出来事は厄払い!!
これからのモンゴルでの生活は、きっといい事しか起きないぞ!!』
・・・と私の背中を押してくれているようです。

自分に降りかかる全ての出来事は、必ず自分にとって意味があることで、
更には必ず自分で解決できる。

今日は色々あったけれど、自分の信念を思い出すことができた。

自分の中の埃を払うつもりで、汚れた壁・床の掃除をしたいと思います^-^

明日は2月最後のセミナー。悔いなくやるぞ~ぉ!!
じぃちゃん、見ててねヽ(´▽`)/

2010年2月4日木曜日

踊る

明日からの新たなセミナー開催に向けて、午前中に副院長さんにパワーポイントのチェックをしてもらいました。
副院長さんは『技術・質向上』に携わるマネージャーさんでもあるんですね。
なのでこの関門を通過しないとセミナーが出来ないわけで・・・。
←ちなみに、この方が副院長さんです^-^

その際かなりの誤字・脱字のご指摘があり、とても恥ずかしかったんですけど(><)、
『あや!これはとても素敵な資料ね!!』とお褒めの言葉をもらったんですヽ(´▽`)/

褒められて物凄く嬉しかった私は、一緒に資料を作ったICU師長さんに早速報告。
『アルターさ~ん!(←ICUの師長さんの名前デス)
今さっき副院長さんに褒められたよ~!!』

・・・とまるで幼稚園児がお母さんに言うかのように・・・(笑)

そしたら!!
アルターさんがつぶやいた。

『ねぇ、あや。私達で1冊の本を作らない?今後私達、沢山のセミナーをする予定でしょ?
セミナーだけで終わらせるのは勿体無い気がするの。これだけの写真を使った看護技術マニュアルがあったら、とてもいいと思うのよ。』

そのつぶやきを聞いた途端、私の心は躍ったヽ(´▽`)/
日本のように選ぶのに迷ってしまう程の看護雑誌は、モンゴルでは微々たるもの。
モンゴルの看護技術マニュアルは文字だらけで分かりにくい。
たとえ写真が掲載されていても、白黒・・・。
しかも現在院内にあるマニュアル内容はちょっぴり古い。いや、結構古いかな(><)

『誰にでも分かりやすい看護技術マニュアル本を作る=(イコール)患者さんに安全・安楽な入院生活を提供できる』

そうとなれば、俄然燃えてきました(≧∇≦)
アルターさんの提案のお陰!!

また1つ素敵な目標立案です♪
『年内中にマニュアル本を作るぞぉ!!』
・・・と言っても、先ずは本ってどうやって作るのかな・・・。
1冊作るのに費用はどれだけかかるんだろう・・・。
日数もどのくらい必要?

先ずはそこからリサーチですね(笑)
これから毎晩、本が完成するのを想像しながら眠ることにします( ´ー`)ノうふ・・・