モンゴルでは1月3日から仕事始め!!
今年から病棟巡回を再開!
先ずはICUから巡回することになりました!!
実は去年からず~~~~っと作りたかったものが一昨日完成!!!!!
それは・・・
なんと・・・
体位変換枕!!!!!!!!!
▼ちなみにこんなの( ´ー`)ノ
同期Y隊員の『手作りクッション』に感化されて、作ってみました!
重症患者が入院するICUには欠かせない必須アイテム!!!
意識のない方は自分で寝返りがうてないので、
1~2時間ごとに体位変換を行い『除圧』をしなければなりません。
でないと状態の悪い患者さんは、あっという間に『褥瘡』が発生してしまう。
褥瘡を作ったら『看護師の恥』
日本には当たり前のように棚に用意されていますが、
モンゴルではこ~んな体位変換枕はない(><)
▼日本って本当にモノに溢れているなぁ・・・
なので作るしかないんですね。
だから作っちゃいました!!
モンゴルでは一般的に『シャルボダー』というお米を袋に入れてクッションを作ったりしていますが、私としては出来るだけお金をかけたくない。
そこでY隊員の知恵を借りて、発泡スチロールを使用することに。
あとはポリウレタン。(これはお金がかかってしまいましたが(><)でもお米を使うより安い!)
顔なじみのお店に行って、『いらない発泡スチロールない?』と聞くと、
『ゴミになるものを何に使うの?』とビックリするおねぇさん。
訳を話すと、奥からた~くさん持ってきてくれた(@@)
しかもポリウレタンは値引きまでしてくれた!!
▼ゴミだって立派な材料になる!!
この体位変換枕。
何が大変かって、この発泡スチロール・ポリウレタンを細かくする作業がとっても大変(><)枕カバー作りが1番簡単でした。
▼細かくするために、ハサミダコが出来るかと思ったくらい労力を使った(@@)
ICUのスタッフどころか、
看護部長・主任も『なに?これ?』とビックリした枕。
二等辺三角形だからでしょうか(笑)
でも、この形が30度側臥位を保つのにもってこいの形なのです。
ICUスタッフ達が『これいいね!みんなで作ろう!!』と言ってくれ、
現在材料を収集中。
昨日はあまった布で、『にぎにぎ棒』を作ってみました。
▼
これは例えば、脳梗塞や脳卒中、脳出血などで麻痺(まひ:不随などによる麻痺。自由に動かなくなる事)で、拘縮(こうしょく)など手の硬直時に、手のひらの臭いやただれ、かぶれの改善や変形予防に使用するためのアイテム。爪による手のひら保護用クッションとしても利用できます。
しかし作った後、タオルで作って何度も洗えるようにすれば良かった・・・と反省。
今後も改良が必要ですね(><)
現在ICUには重症患者さんがおらず(病気にならない事は良い事ですが)、
体位変換枕もまだ活躍していませんが、いつの日か患者さんの役に立ちますように。
あ、でも、在宅の人達にも勧めてみようかな・・・。
亜矢さんへ
返信削除病棟巡回ご苦労さまです。
体位変換枕のこと初めて知りました。
ICUには必須アイテムなのですね。
モンゴルにはないので亜矢さん自ら試行錯誤
され作成されたとのこと。困難をものともし
ない姿勢は立派です。
ICUのスタッフのみなさんにも作成の輪が
広がりそうでよかったですね。
にぎにぎ棒作りもご苦労さまです。
亜矢さんが言われるように反省・改良の繰り
返しできっといい物ができると思います。
応援していますよ・・・。
>太陽さん
返信削除このクッションは、
南ゴビで頑張っている同期隊員(理学療法士)がいてくれたお陰で実現出来たんです( ´ー`)ノ
なので先ずは同期隊員に感謝!
明朝ICUでカンファレンスがあり、
『そこでクッションの事をみんなにきちんと説明してね!みんなでどんな形を作ったらいいのか教えて!』と看護師長から言われてるんです。
なのでこれからクッションについての資料作りです!!
亜矢さ~ん!やったね。看護師長さんからのその反応!嬉しいね。ぜひ体交クッションをモンゴルで流行らせましょう。南ゴビでも神経科で再度、クッションの改良を試みているところです。資料作り、何かあれば何でも聞いてね~!
返信削除>マユミさん
返信削除この成果もまぁーちゃんがきっかけを与えてくれたお陰♪本当に感謝ですヽ(´▽`)/
神経科のゆかいな仲間たちで改良を試みているだなんて・・・楽しそう!!(笑)
分からない事が浮上したら、すぐ連絡するねっ☆