モンゴルに来てからというもの、『時間』というものが沢山できた。
『時間』というよりも『ゆとり』と言った方がいいだろうか。
日本で仕事をしていた時は、いつも『時間』に追われていたような気がする。
いや、確実に追われていた。
わずかな隙間時間に、何かを埋めるように何かをしていた。
でも、何をしていただろう。思い出せない。
モンゴルに来て少し生活に慣れた頃、あまりの『時間』の多さに悩んだ。
モンゴルの冬は果てしないくらいに長く、際限がないようにも思えた。
しかし、この与えられた『時間』は神様がくれたご褒美だった気がする。
この『時間』という贅沢のお陰で、沢山のことができた。
マレーシア・キナバル山(世界遺産)での登頂、
壮大なモンゴルを感じられたフブスグル旅行もそうだけど・・・
▼先ずはこれ。『編み物』
長い、長~いマフラー。
小学生の時に青の毛糸でマフラーを編んでいたら、
『そんな寒い色で編んでどうするんだ!』と父に言われて以来、
一回も編み棒を持たなかった。
(しかもそのマフラー、おとんのために編んでいた(@@)うぅっ)
編み出すと止まらず、なんと3日で編み終わってしまった(@@)
しかも他に毛糸がなかったので、2度ほど全部ほどいて再度編んだ(笑)
不器用で編み物なんてできないと思っていたけど、
不器用じゃなかった。
『時間』があるって凄い。
あとは『料理』
日本は『便利』に溢れている。
コンビニに入れば数々の品揃えに迷ってしまうほうどのお惣菜。
しかしここモンゴル。
コンビニもないし、惣菜なんて一切売ってない。(首都はあるのかなぁ)
そう、自分で作るしかない環境下に立たされる。
モンゴルに来てからというもの、自炊回数が格段に増えた。
ベーグルやパン、更にはピザを生地から作るようになったし、
ドレッシングだって毎回自分で作る。
モンゴルに来なかったら、絶対にそんな事しなかっただろう。
先日味噌ベースの肉じゃがを作ったら、
『美味しぃ~!』とみんなが喜んで食べてくれた。
料理が下手だと思っていたけど、やればできるものだ。
あとは3日と続かなかった『骨盤体操』
(ヘルニア持ちなんです・・・(><))
これを続けるようになったお陰で腰痛・便秘が治り、
右股関節がズレていたため、右方向に身体を曲げる事が出来なかったが、
なんとできるようになった!
毎回整体に通っていたのは何だったんだろう?
お金をかけずとも自分を磨けるんだ。
『時間』はお金では買えない贅沢である。
帰国後はモンゴルのような『自分時間』は少ないかもしれない。
だからこそ『時間』は自分で作る。
もう時間に追われず、流されず。
自分で作った時間をしっかり肌で感じながら、大事に・大切にしていきたいと思う。
昨日と同じ今日は嫌だから。
亜矢さんへ
返信削除「時間の多さに悩んだが、この時間は神様が
下さったご褒美のような気がする」と
1年半経った任地での亜矢さんの心境に胸を
打たれました。
また、勝手ながら、妻と「亜矢さん手作りの
パン・ピザを食べたいね」と話したところで
す・・・。
私も「時間」を大切にしたいと思います。
>太陽さん
返信削除毎回丁寧なコメント有難うございます!
『時間』のありがたさを再認識できたのも、
このモンゴルでの生活があったからこそ。
モンゴルに来ていなければ、今もなお時間に追われ、呪文のように『何かいいことないかなぁ・・・』と口にしては、周りのささやかな幸せにも気付かず、くだらない事に労力を費やしていたかもしれません。
『幸せ』を追い求めるよりも、幸せを感じられる心を得る事こそが『幸せ』と思える。
そう感じる事が出来たのは、やはり『神様からのご褒美』だったのではないでしょうか。
手作りパン・ピザのご注文、有難うございます!
帰国後は配達にお伺いしますね!(笑)
みんなに同じように与えられてる「時間」。私も大事に幸せを感じながら日々いきたいです。
返信削除帰ってきたら私にもイッパイ料理教えてね!!特に手作りドレッシング!!!
>まっつぅ さん
返信削除優チャン!コメントありがとう~ヽ(´▽`)/
勿論、帰国後に手作りドレッシングのレシピを優チャンに伝授しちゃうっ(≧∇≦)
昨日はマリネ液も自分で作って、
野菜たっぷりシーチキン添えマリネを作成。
手前味噌だけどとても美味しく出来上がって、
ペロリと食べきってしまった(@@)
時間があるからできる事。
ありがたいね( ´ー`)ノ