今日、いきなり見ず知らずのモンゴル人男性から電話が来た。
『君はあやか?』
『そっ、そうですけど。』
『本当なんだな?合ってるんだな?話しがあるんだ!!』
勿論私は怖くてたまらない。
相手の事を知らないのに、
相手は私の名前を知っているばかりか、携帯番号を知っていたからだ。
『あ、あの、何の話?あなた誰?』
『あや、今どこにいるんだ?』
『え?病院にいますけど。』
『じゃぁ、今すぐ行く!!』
えーーーーーーーーーーーーーーっ(@@)
怖い、怖い、怖い・・・
いきなり来て、何かされたらどうしよう!
すると数分でモンゴル人がやって来た。
『君はあやか!?』
やっぱり知らない顔・・・
『そ・・・そうですが、何の用ですか?』
『家で寝たきりの姉の胃管を交換してほしいんだ!
いつも専属の看護師にしてもらうんだけど、
今は休暇中で首都にいるって言うんだ。
そしたら彼女が『あやなら上手にやってくれるから!』と君の番号を教えてもらった!』
専属の看護師?
聞けば配属先のICUの師長さんの事だった。
まぁ、彼女なら私の事、知ってるなぁ・・・。
『胃管』とは口から食べ物を摂取できない場合、
鼻から胃まで管を通し、その管から栄養を入れる時に使用されるものです。
その『胃管』が今朝方詰まってしまったんだとか。
そのため、仕事帰りにそのお宅に訪問し、無事に胃管を交換してきました。
家族も朝から何も栄養を入れてあげられない不安が解消されホッとした様子。
ICU師長の無茶振りにはビックリしたけれど、
こういった事も活動の1つ。
例え小さな事であっても、頼ってもらえた事が嬉しい。
ちょっぴり幸せを感じた帰り道。
2010年10月20日水曜日
セミナー再開!!
やっと今日から看護技術セミナーが再開しました!
なんと半年振り!!!!!!!
今日から1週間に2回、午前・午後と分けて行う事に!!
今月のテーマは『口腔ケア』
ですが、口腔ケアの手順は看護師みんなが知っています。
でも、そんな当たり前のケアが行えていない。
だからこそ、何故患者さんの歯磨きが必要なのかを知って欲しい。
今までインフルエンザ・謎のお祭り・看護師達の夏休み等々の理由により、
全くセミナーを行う事が出来なかった。
”今日も本当に出来るのか!?”
”またもや3分前に中止!なんて事が起こり得るのではないか?”
…と不安がありましたが、無事にやり遂げる事が出来ました。
今までは看護部長や主任に喋ってもらい、実技を自分が担当する方式でしたが、
これからは出来るだけ自分の言葉で話し、理解を得てもらおうと思っています。
ですが・・・ 久しぶりのセミナーは緊張し、上手く話せずゴテゴテのセミナーに。
数々の反省点を残してしまいました。本当に反省です・・・(><)
しかしそんな中、
歯科衛生士の友達が送ってくれた『歯垢染色液』が私を助けてくれました。
多分みなさん子供の頃にやった事があると思います。
磨いた後に歯垢染色液を垂らしてみると、あら、不思議。
まだ汚れが残ってた!! ・・・てなアイテムです。
▼かなりの人数に使えるアイテム!歯科衛生士のあけちゃんに感謝☆
みんな染色液を使った事があまりないのか、
なかなか口を開けてくれず困りましたが、実際に歯についた汚れを見る事ができ、
『きゃぁ~!恐ろしい!!』
『うわぁ~!!嫌だぁ~!!モーハイ(汚い)!!』
『私はサエン(良い)だわ!!』
『この色のついた部分はいつ取れるの!?』
…とゴテゴテだった場がかなり和みました。
今回なぜ染色液を使ったのかと言うと、
健康な私達でも磨かなければどれだけ歯垢が残るのかを目で見るのは勿論の事、
その歯垢や細菌によって、高齢者や脳血管障害をもつ患者さんにどれだけの危険が伴うのかを知ってもらいたかったため。
口腔ケアによって誤嚥性肺炎および感染性心膜炎や血管炎を予防したりと、
それはそれは奥深いものなんですね。
だからこそ最低8時間毎に磨く。(今は4時間毎とも言われていますが)
ですがセミナーはやっただけでは意味がない。
伝えたい事をしっかり相手に理解してもらい、
今後どのように意識付け⇒継続していけるか。
その点も大きな課題だ。
なんと半年振り!!!!!!!
今日から1週間に2回、午前・午後と分けて行う事に!!
今月のテーマは『口腔ケア』
ですが、口腔ケアの手順は看護師みんなが知っています。
でも、そんな当たり前のケアが行えていない。
だからこそ、何故患者さんの歯磨きが必要なのかを知って欲しい。
今までインフルエンザ・謎のお祭り・看護師達の夏休み等々の理由により、
全くセミナーを行う事が出来なかった。
”今日も本当に出来るのか!?”
”またもや3分前に中止!なんて事が起こり得るのではないか?”
…と不安がありましたが、無事にやり遂げる事が出来ました。
今までは看護部長や主任に喋ってもらい、実技を自分が担当する方式でしたが、
これからは出来るだけ自分の言葉で話し、理解を得てもらおうと思っています。
ですが・・・ 久しぶりのセミナーは緊張し、上手く話せずゴテゴテのセミナーに。
数々の反省点を残してしまいました。本当に反省です・・・(><)
しかしそんな中、
歯科衛生士の友達が送ってくれた『歯垢染色液』が私を助けてくれました。
多分みなさん子供の頃にやった事があると思います。
磨いた後に歯垢染色液を垂らしてみると、あら、不思議。
まだ汚れが残ってた!! ・・・てなアイテムです。
▼かなりの人数に使えるアイテム!歯科衛生士のあけちゃんに感謝☆
みんな染色液を使った事があまりないのか、
なかなか口を開けてくれず困りましたが、実際に歯についた汚れを見る事ができ、
『きゃぁ~!恐ろしい!!』
『うわぁ~!!嫌だぁ~!!モーハイ(汚い)!!』
『私はサエン(良い)だわ!!』
『この色のついた部分はいつ取れるの!?』
…とゴテゴテだった場がかなり和みました。
今回なぜ染色液を使ったのかと言うと、
健康な私達でも磨かなければどれだけ歯垢が残るのかを目で見るのは勿論の事、
その歯垢や細菌によって、高齢者や脳血管障害をもつ患者さんにどれだけの危険が伴うのかを知ってもらいたかったため。
口腔ケアによって誤嚥性肺炎および感染性心膜炎や血管炎を予防したりと、
それはそれは奥深いものなんですね。
だからこそ最低8時間毎に磨く。(今は4時間毎とも言われていますが)
ですがセミナーはやっただけでは意味がない。
伝えたい事をしっかり相手に理解してもらい、
今後どのように意識付け⇒継続していけるか。
その点も大きな課題だ。
2010年10月13日水曜日
初☆執筆
2010年10月4日月曜日
JICAセミナー2010 in『南ゴビ』
先月28日、同期のY隊員(理学療法士)がいる南ゴビに医療隊員が集まり、セミナーを行ってきました!!
テーマは『寝たきりの人へのケアー』
なぜそのようなセミナーを行ったのかというと、
モンゴルの平均入院日数は10日前後と非常に短期間。
寝たきり状態になった方は病院で在宅後の生活について十分な指導も受けられないまま帰ることが多く、看護師が積極的に介入することが少ないのです。
そのため、寝たきり状態の方に家族が自己流の方法でケアをすることで容易に褥瘡を発生させたり、 さらに発生させた褥瘡を治癒困難な状態まで放置し病院に入院してくるケースがあることから。
構想9ヶ月。念願のセミナーを実現する事が出来た喜びは計り知れません。
主な対象者は寝たきりの方を介護している地域住民及び病院の看護師たち、総勢36名!!
▼大勢の前でのプレゼンは緊張しました~ぁ(><)
内容は
『寝たきりとは』
『食事介助によって起こり得る合併症とその予防』
『栄養について』 『口腔ケア』 『清潔ケアの必要性』
『体位変換の必要性とその方法』 『褥瘡の発生原因と予防』
・・・と盛りだくさんのセミナー。
参加者の方に実際に体験してもらうべく、実践をたっぷり取り入れました。
▼言語聴覚士のF隊員。色々なケースを用いて正しい食事介助法を指導!
誤嚥性肺炎なんてさせません!!
▼私は口腔ケアのプレゼンを。笑顔が素敵な南ゴビの方達☆
午後は看護師U隊員・保健師H隊員とで『栄養』と『清潔ケア』の必要性についてプレゼン。
▼理学療法士Y隊員・U隊員、作業療法士K隊員とが体位変換の重要性、
簡単な体位変換の方法等を指導。
▼看護師F隊員とで褥瘡洗浄の実践!!毎日洗浄する事の必要性を訴えます!
寝たきりに伴う褥瘡、誤燕性肺炎、廃用性症候群(筋力低下、関節拘縮など)などの合併症の予防には、専門的な知識や医療器具は必要ではないこと。
食事、清潔ケア、離床などといった日常生活を正しく援助方法することで簡単に予防することができるということ。
今回、 個々の専門性を生かしたセミナーを実施したことで、1番伝えたかったことが住民さん及び看護師達に伝わったのではないかと思う。
なぜなら次の日に寝たきりの方を介護しているお宅に訪問した際、早速セミナーで行った方法を取り入れてくれていたんです!!
今回の事で再認識したのは、セミナーを行うにあたって地域の人達(対象者)がどういった問題を抱えているのかをしっかり把握しなければならないという事。
南ゴビのY隊員(理学療法士)、F隊員(看護師)の2人が時間をかけて情報収集を行い、活動先での関係性を築き上げてきたからこそ、ニーズの高いセミナーになったのだと思う。
そんな二人をはじめ、みんな本当にお疲れ様!!素敵なセミナーだったよねヽ(´▽`)/
残りの任期もあと9カ月。
バガノールでも住民さんが喜ぶようなセミナーをしたい!!!
▼最後に全員で( ´ー`)ノ
テーマは『寝たきりの人へのケアー』
なぜそのようなセミナーを行ったのかというと、
モンゴルの平均入院日数は10日前後と非常に短期間。
寝たきり状態になった方は病院で在宅後の生活について十分な指導も受けられないまま帰ることが多く、看護師が積極的に介入することが少ないのです。
そのため、寝たきり状態の方に家族が自己流の方法でケアをすることで容易に褥瘡を発生させたり、 さらに発生させた褥瘡を治癒困難な状態まで放置し病院に入院してくるケースがあることから。
構想9ヶ月。念願のセミナーを実現する事が出来た喜びは計り知れません。
主な対象者は寝たきりの方を介護している地域住民及び病院の看護師たち、総勢36名!!
▼大勢の前でのプレゼンは緊張しました~ぁ(><)
内容は
『寝たきりとは』
『食事介助によって起こり得る合併症とその予防』
『栄養について』 『口腔ケア』 『清潔ケアの必要性』
『体位変換の必要性とその方法』 『褥瘡の発生原因と予防』
・・・と盛りだくさんのセミナー。
参加者の方に実際に体験してもらうべく、実践をたっぷり取り入れました。
▼言語聴覚士のF隊員。色々なケースを用いて正しい食事介助法を指導!
誤嚥性肺炎なんてさせません!!
▼私は口腔ケアのプレゼンを。笑顔が素敵な南ゴビの方達☆
午後は看護師U隊員・保健師H隊員とで『栄養』と『清潔ケア』の必要性についてプレゼン。
▼理学療法士Y隊員・U隊員、作業療法士K隊員とが体位変換の重要性、
簡単な体位変換の方法等を指導。
▼看護師F隊員とで褥瘡洗浄の実践!!毎日洗浄する事の必要性を訴えます!
寝たきりに伴う褥瘡、誤燕性肺炎、廃用性症候群(筋力低下、関節拘縮など)などの合併症の予防には、専門的な知識や医療器具は必要ではないこと。
食事、清潔ケア、離床などといった日常生活を正しく援助方法することで簡単に予防することができるということ。
今回、 個々の専門性を生かしたセミナーを実施したことで、1番伝えたかったことが住民さん及び看護師達に伝わったのではないかと思う。
なぜなら次の日に寝たきりの方を介護しているお宅に訪問した際、早速セミナーで行った方法を取り入れてくれていたんです!!
今回の事で再認識したのは、セミナーを行うにあたって地域の人達(対象者)がどういった問題を抱えているのかをしっかり把握しなければならないという事。
南ゴビのY隊員(理学療法士)、F隊員(看護師)の2人が時間をかけて情報収集を行い、活動先での関係性を築き上げてきたからこそ、ニーズの高いセミナーになったのだと思う。
そんな二人をはじめ、みんな本当にお疲れ様!!素敵なセミナーだったよねヽ(´▽`)/
残りの任期もあと9カ月。
バガノールでも住民さんが喜ぶようなセミナーをしたい!!!
▼最後に全員で( ´ー`)ノ
2010年10月3日日曜日
ハワリンバヤル2010 『報告』
先月、シリンジポンプの贈呈式から数日後、
贈呈した産科病棟へ視察に行くと、早速シリンジポンプが使われていました!!
その際、丁度(トラブル)アラームが鳴っていたのですが対処方法が間違っていたため、正しいアラーム対処法を看護師及び医師に指導しました。
▼ちなみに手前が私です(><)手に持っているのは保証書シール。
大事なものを貼り忘れてしまいました。すいません。
発展途上国における支援物資に関して多々ある問題点は、
物は提供されるものの、その後の管理は放置・・・という現実です。
バガノールでも一昨年支援でドイツ製のポンプが来たのですが、
規格が全く合わずただのお飾りとなっています。
同期で現在モロッコにいる保健師も、
『呼吸器や保育器が支援で入ってきているけれど、
誰も扱う事が出来ず、埃をかぶっている・・・。』と嘆いていました。
現場では何が1番必要とされていて、
取り扱える人間、
ならびにトラブル時のメンテナンスが出来る人間がいるのかどうか。
規格はその国に合ったものなのか。
そこまで考えて支援しなれば、高い医療機器もただのゴミになりかねない。
お金がないから支援するのではなく、『先ずは現場を知る』。
これに尽きるのではないかと思う。
▼保証書に『ハワリンバヤル委員会』と記載し、ポンプに貼らせていただきました。
この時にNICU(新生児集中治療室)で治療を受けていた新生児は4人。
贈呈したポンプが使用され、1日も早くお母さんに抱かれて退院できますように。
贈呈した産科病棟へ視察に行くと、早速シリンジポンプが使われていました!!
その際、丁度(トラブル)アラームが鳴っていたのですが対処方法が間違っていたため、正しいアラーム対処法を看護師及び医師に指導しました。
▼ちなみに手前が私です(><)手に持っているのは保証書シール。
大事なものを貼り忘れてしまいました。すいません。
発展途上国における支援物資に関して多々ある問題点は、
物は提供されるものの、その後の管理は放置・・・という現実です。
バガノールでも一昨年支援でドイツ製のポンプが来たのですが、
規格が全く合わずただのお飾りとなっています。
同期で現在モロッコにいる保健師も、
『呼吸器や保育器が支援で入ってきているけれど、
誰も扱う事が出来ず、埃をかぶっている・・・。』と嘆いていました。
現場では何が1番必要とされていて、
取り扱える人間、
ならびにトラブル時のメンテナンスが出来る人間がいるのかどうか。
規格はその国に合ったものなのか。
そこまで考えて支援しなれば、高い医療機器もただのゴミになりかねない。
お金がないから支援するのではなく、『先ずは現場を知る』。
これに尽きるのではないかと思う。
▼保証書に『ハワリンバヤル委員会』と記載し、ポンプに貼らせていただきました。
この時にNICU(新生児集中治療室)で治療を受けていた新生児は4人。
贈呈したポンプが使用され、1日も早くお母さんに抱かれて退院できますように。
最近のお気に入り
私は1回凝りだすと、飽きるまで続けるクセがあります。
前回ブログにも載せた『ゴマドレッシング』。
これも2ヶ月以上作り続けてました。
我が家には未だにゴマのストックが1キロ以上あります(笑)
その次のマイブームが豆腐とキャベツで作るお好み焼き。
最後は鰹節&ゴマをふりかけ、ポン酢で食べるととっても美味しい(≧∇≦)
(ポン酢を送ってくれた父に感謝☆)
そして最近は『ピーナッツ&レーズン』!!
作り方はいたってシンプル。
ピーナッツとドライレーズンを混ぜるだけ!
これがとっても美味しいんです(≧∇≦)
しょっぱさの中にほのかな甘みが融合すると、
こんなにも美味しいおつまみになるだなんて!!
▼材料はたったこれだけ☆
気付くとピーナッツ1袋まるまる開けている時も・・・
ピーナッツはビタミン・ミネラルは勿論のこと、
コレステロールを減らすオレイン酸・リノール酸も含まれていたりと、
沢山の栄養が含まれているんですね。
でも!!カロリーもうんと高いので、食べすぎには注意なのですが・・・。
是非是非1度、みなさんお試し下さいヽ(´▽`)/
前回ブログにも載せた『ゴマドレッシング』。
これも2ヶ月以上作り続けてました。
我が家には未だにゴマのストックが1キロ以上あります(笑)
その次のマイブームが豆腐とキャベツで作るお好み焼き。
最後は鰹節&ゴマをふりかけ、ポン酢で食べるととっても美味しい(≧∇≦)
(ポン酢を送ってくれた父に感謝☆)
そして最近は『ピーナッツ&レーズン』!!
作り方はいたってシンプル。
ピーナッツとドライレーズンを混ぜるだけ!
これがとっても美味しいんです(≧∇≦)
しょっぱさの中にほのかな甘みが融合すると、
こんなにも美味しいおつまみになるだなんて!!
▼材料はたったこれだけ☆
気付くとピーナッツ1袋まるまる開けている時も・・・
ピーナッツはビタミン・ミネラルは勿論のこと、
コレステロールを減らすオレイン酸・リノール酸も含まれていたりと、
沢山の栄養が含まれているんですね。
でも!!カロリーもうんと高いので、食べすぎには注意なのですが・・・。
是非是非1度、みなさんお試し下さいヽ(´▽`)/
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