2010年3月13日土曜日

知らない世界

久しぶりの更新です!
最近なかなかネットが繋がらないのと、先日まで首都にいたという事もあり本当に久しぶり。
日を開けるとダメですね。
書きたいことが溜まってしまい、一体何から書けばいいか、さっきから思考停止状態です(笑)
ですが!思い出したことを1つ1つ書き綴っていきたいと思います( ´ー`)ノ

先週首都に上がった際、同期隊員の誘いで首都にある新生児のICU(集中治療センター)を見学してきました。(『なぜICUを見学したのか』という過程は後ほど・・・(^-^) )

見学してビックリしたのが、モンゴルに来て初めて見る光景。
そうです、医療機器がズラリと並んだ集中治療室。
写真だと分かりにくいかもしれませんが・・・(><)

患児1人につき保育器・循環動態監視モニター(簡単に説明すると、心拍数や血圧・呼吸回数などを24時間監視できる機械です。)・輸液ポンプ、更には唾液や痰で気道が詰まらないように吸引するための医療器具。




私の活動先の新生児ICUと比べると一目瞭然。
↓ ポツン・・・とベッドが1台あるだけ。



なぜ首都のセンターにはこんなにも医療機器が揃っているのかというと、
殆どが他国の支援でまかなわれているからなんだそうです。

▼この写真は『シリンジポンプ』という医療機器。


大人と違って赤ちゃんは小さいですから、使う点滴・薬剤量も何ml・何mgの世界。
なので、そんな微量な薬液を1ml・1mg単位で点滴投与できる医療機器なんですね。
入院・治療が必要な新生児・乳幼児にとって、シリンジポンプは必要不可欠な医療機器なんです。

見学させてもらったセンターには計14台ものポンプがあり、
そのうちの7台はJICAの支援。
残りの7台はNPO団体の基金による支援。

今回、そのNPO法人の代表が支援物資がきちんと使われているか、医療器材を支援したことによる生存率等を視察するために訪問。
同期隊員がそのNPO代表の方と知り合いということで実現した見学だったんです。

同期隊員には毎回と言っていいほどの、沢山の刺激・きっかけを与えてもらっています。
本当に感謝です。
同期のお陰で知る事ができた、外の世界。
無知ほど怖いものはない・・・改めて思いました。

シリンジポンプが14台。物凄い数。驚きです。
わが活動先バガノールの病院では、新生児ICUに1つだけです。

『1つ、です。』

あるところには、ある。
同じモンゴルなのに・・・。

なんとかしなきゃ・・・しなければ。

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