93歳でも元気いっぱいだったじぃちゃん。
突然の出来事だった。
そのことを知ったのは、年が明けた2010年1月1日元旦。
おとんからのメールで知った。
今、私は青年海外協力隊としてモンゴルへ派遣中。
だから連絡がスムーズに取れなかった。
覚悟はしてた。去年の夏に肝臓がんが見つかり、余命半年と宣告されていた。
でも、とにかく元気だった。
余命半年だなんて嘘なんじゃないか?もしかしたら帰国の際、元気に出迎えてくれるかも・・・なんて思っていた。
『人の命って本当にいつ・どうなるか分からない。』
一時帰国するつもりでいたけれど、『今はモンゴルでの活動を頑張りなさい。帰国したらお墓参りすればいい。』とおとんが電話越しでため息混じりに話す。
私は気付いたら泣いていた。
そして帰国せず、活動に専念することに。
戻ったら、なんだかじぃちゃんに怒られるような気がしたから。
『せっかく夢が叶って協力隊に行ったのに、仕事を投げ出して何やってんだ!!』って。
じぃちゃんは生粋の東京・下町育ち。(江戸っ子っていうのかな?)
だからって訳じゃないけど、絶対そう言いそうだったから。
だけど2010年早々、活動において初めてのスランプに陥り、正直活動に専念できない自分がいた。
ごめん、じぃちゃん。
私、もっとじぃちゃんに怒られることしてるよ。
『私、何やってるのかな。』
そして、今日は告別式。
さっき、おとんからメールでじぃちゃんの遺影の写真が送られてきた。
もう、私、その写真見て号泣。
『なんて優しい顔で微笑んでいるんだろう』
せきを切ったように泣いた。
何かが外れたかのように。
『じぃちゃん、私、頑張る。頑張るよ。』
じぃちゃんの最後の顔は見れなかったけど、出国する前に沢山ハグしたよね。
肩揉みもした。
爪も切ってあげた。
手足のマッサージもした。
目薬もしてあげたね。
その時、『あぁ、あやは看護師だから目薬さすの上手だなぁ!あやは一級看護師だ!!』って褒めてくれたね。
じぃちゃんが大好きだから、心こめてやったんだよ。だから上手なのは当たり前っ( ´ー`)ノ
『人の命はいつ・どうなるか分からない』
医療職ゆえ、それを痛いほど痛感していた毎日。
だから後悔のないよう、じぃちゃんとの時間を沢山・沢山過ごした。
大好きな人の前では、いつも自分に素直で正直でありたい。
嬉しかったら 『ありがとう』
嬉しかったら 『ありがとう』
悪いことをしたら素直に 『ごめんなさい』
大切な人だからこそ恥ずかしがらずに 『好きだよ』 『愛してるよ』
大切な人だからこそ恥ずかしがらずに 『好きだよ』 『愛してるよ』
死んじゃったら、言えないもの。
あの時、言っておけばよかった・こうしておけばよかった・・・って後悔するのは、決まって自分に素直に・正直にならなかった時。
『じぃちゃん、ありがとう。』
今日、この日を期に『ブログ』ってものを始めてみます!
悩んで・落ち込んでばかりもいられない。
ブログを始めて何が変わるか分からない。
でも、今の現状を自分が発信しないともっと変わらない。
『絶対、後悔したくない。』
これから、今自分が携わっているモンゴルの医療問題を発信していきたいと思います。
一人でも、二人でも、このモンゴルの医療を知ってもらいたい。
じぃちゃん、勇気をありがとう。
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