2010年1月23日土曜日

1500gの小さな命



一昨日は物凄く嬉しいことがありました!!

なんと!!

喉から手が出るほど欲しかった保育器がバガノールの病院に来たんです!!
勿論、病院側が購入したわけではなく、だからと言って国が購入してくれたわけでもなく、他国の寄付金で購入されたものだそうです。

何度も何度も会議・計画立案・草案作成を繰り返し、国に訴えてきました。
却下されても、諦めず何度も何度も・・・。何ヶ月もかけて・・・。
これは活動先の病院スタッフの汗と涙の結晶だ!!・・・と保育器の前で思わず涙。

だって・・・今まで一つも保育器がなかったんです。

毎日のように赤ちゃんが生まれる元気な街・バガノール。
だけど生まれてくる赤ちゃんがみな元気に生まれてくるとは限らない。

去年9月、未熟児で生まれてきた児が生後5日でお星様になってしまいました。
『保育器があれば助かっていたかもしれない・・・』と嘆く医師。

でも、今後は保育器がないことで助けられなかった命を救うことが出来る。

早速昨日、1500gで生まれてきた未熟児が保育器の中で頑張っています。
まるでこの子が生まれてくるのを知っていたかのように、前日に保育器が来たことは偶然と思えずにはいられない。

まだまだ圧倒的に必要な医療器具が足りないバガノール。
勿論これはモンゴル全土にも言えることですが・・・。

そのことを院長はじめ、医師・看護師達も痛いほど分かってる。だからこそめげずに訴えることを止めない姿・より良い医療を提供したいという姿を見て、自分の活動も引き続き頑張っていこうと思いました。

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