バガノールの病院に配属されてから5ヶ月目に突入。これまで色々なビックリ出来事に遭遇してきました。その中で先ずは『圧倒的に足りないもの達』と題して今日から綴っていきたいと思いますヽ(´▽`)/
先ず、最初の写真を見てどこが変だか分かりますか?
そうです!1本の点滴棒に二人の患者さんの点滴が使用されています。点滴台が病棟に1~2台しかないので、このような状況がごく当たり前のように毎日行われています。
圧倒的に必要なものが足りません。
おまけに、ここにある点滴台は日本とは違ってキャスターがついてないので、点滴が終わるまでじっとベッドで寝ていなければならないんです。
おまけにナースコールなんてものは存在しないので、終わった頃に『お~い、点滴終わったよ~!!』と部屋から叫ぶシステム。しかも叫んだって病棟に看護師がいないことがよ~くあるので、終わっても動けず・・・といった状況も日常茶飯事。そんな状況によ~く遭遇する私は、抜針(終わった点滴針を抜くこと)をする日々(笑)
看護師が病棟に誰もいない現象は、今後師長さんと話し合って改善していかなければならない問題なんですが・・・。
そして次の写真。これはベッドサイドのライトに紐をくぐりつけて点滴をしている写真です。この紐がゆるくなってほどけたらどうするんだろう!?・・・と、いてもたってもいられない私。
しかもこの紐、患者さんのガウンの帯なんです・・・。
でも、ものがないから仕方ないんです(><)
みんな工夫を凝らしながら、仕事をしています。
日本ではビックリなことも、モンゴルでは当たり前。
その大らかさに魅了されている今日この頃です( ´ー`)ノ
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