2010年4月26日月曜日

一期一会

先週、素敵な出会いがありました。

彼女の名前は岩佐佳子さん

日本とモンゴルの交流を進める
『モンゴル国NGO GLOBAL LEADERSHIP FOUNDATION』メンバーで、首都ウランバートルに事務所を構え活動されています。

今回、モンゴルの子ども達のために絵本を提供したい・・・と
1年半もの期間を費やし、10
00冊作成!

▼心がほっこりする優しいイラストで作られた絵本


左から読んでいくとモンゴルの子ども達が大好きな
『フフー・ナムジル』という馬頭琴にまつわるお話し。

右から読んでいくと滋賀の有名な『田川の白馬』が繰り広げられる二部構成。

この日はウランバートル近郊・更にはバガノールにまで足を伸ばしていただき、
合計8件の小・中学校・障害児施設を回り、

出来立てほやほやの絵本を贈呈されました。

▼右の方が岩佐さん


▼最後にはみんなで撮影☆
 

彼女と知り合う事が出来たか
以前ブログで紹介した保健師U隊員が滋賀県出身。
そして岩佐さんも滋賀県出身。
(おまけに青年海外協力隊員を応援する会のメンバー!!)
U隊員が岩佐さんと同郷というご縁で、今回出会うことができたんですね。


しかも
『大野さんのブログ見ましたよ。写真が沢山載っていていいですね。』
との嬉しい言葉が(≧∇≦)
ブログは知人までが読んでいるものだと思っていましたが、

私の知らないところでも読まれているものなんだ、
今後もしっかり伝えていかなければ…と身が引き締まる思いでした。

モンゴルを通じて、
今まで知りえなかった方と出会える事は本当に嬉しいことです。
『一期一会』を今後も大切にしていきたい。

そして!!
『バガノールの病院にもどうぞ…』と貴重な絵本を20冊も頂きました!!

▼そして今日!!岩佐さんに代わってU隊員と共に院内の図書室に贈呈!


明日はバガノールに4つある家族病院(診療所)に贈呈してきます!!

2010年4月25日日曜日

ハワリンバヤル 2010④ 『大きな力』

モンゴルの医療事情を沢山の人達に知ってもらいたいと、

ブログ発信してからもうすぐ5ヶ月目に突入。


来月、そんな思いが実って東京・練馬ハワリンバヤル(モンゴル春祭り)で

『モンゴル・バガノールの病院に医療機器を』と題してブース展示をします!!

参考URL:http://www.harumatsuri.net/2010/index.php?page=main_jp


先週、モンゴル隊員全員に

『ハワリンバヤルイベント告知』メールを一斉送信!

みなさんに広報をしていただけるよう、投げかけました。


その後、

シニアボランティアの方から激励メールをいただいたり、

『地元が関東なので、友達に情報流しておきますね!!』

『知り合いに沢山メールしておきました!』

『ブログで紹介してもいいですか?』

『既にブログに載せちゃった!』

・・・との嬉しいメッセージが。


更には早速募金の意向を持っている方がいる・・・との情報も!

反響が素直に嬉しいです( ´ー`)ノ


おまけに昨日は、

同期隊員のメグ(小学校教諭)がわざわざ広告を作ってくれました!!


▼たった10分で作ったというメグの作品(≧∇≦)彼女は天才だ☆


日本で教えていた中学校の掲示板に貼ってもらえるよう依頼しておくね!!・・・なんて連絡をもらいましたヽ(´▽`)/


ふと、

モンゴルでお会いしたNPO(IFCA)代表の高岡氏からの言葉を思い出した。


『あなた一人では何も出来ない。

だけど、「人間のネットワーク」を作れば、

行政に負けない事業も可能になります。』


私の発信に色々な人達が協力してくれ、

今後、大きな力になるかもしれない。

こんな経験が出来る事に心から感謝。


待ちに待ったハワリンバヤル。

とうとう1週間後。


素敵な風が吹きますように・・・。

『クックパッド』

今年に入ってから、
同期隊員のれいこが会うたびに必ず口ずさむこの言葉。

それは『クックパッド』

みなさん『クックパッド』をご存知ですか?

ここでは美味し~い料理レシピを紹介しているサイトです。



れいこは勿論のこと、実は私も最近はまってます。

なかでも手作りドレッシングレシピ!


お勧め☆『クリィーミィー・ゴマドレッシング』☆

作り方は物凄く簡単。

バガノールではゴマドレッシングなんてものは売ってませんので、

ゴマドレが大好きな私にとって救世主レシピ♪


1.  白ゴマ 大さじ5 をよ~くすりつぶします。

2. よ~くすりつぶした白ゴマに、砂糖 大さじ2お酢 大さじ 1を入れてよく混ぜます。

(レシピには大さじ 4とありましたが、私は大さじ 2で充分な甘さが得られました^―^)

3.  サラダ油 大さじ  3(ごま油でもいける!!)

4.  マヨネーズ 大さじ  3

5.  生クリーム 大さじ  3(バガノールにはないので豆乳で代用。)

6.  醤油 大さじ 2 を 入れたら出来上がり♪


先日、バガノール隊員に提供したら大好評♪  


▼昨日も倍量作ったのに、もうなくなりそうです(><)



このドレッシングのお陰で、積極的に野菜を摂るようになりました。

いやぁ、摂りたくなってしまうんですね(笑)


海外にいると、どうしても限られた食材で賄っていかなければなりません。

日本は様々な食材に溢れ、恵まれている国・・・と、つくづく思います。


でも!

このサイトのレシピのお陰で、限られた食材でも色々な料理が作れます。

海外に住んでいるからこそ、栄養管理・体調管理が本当に大事。

栄養が偏ると、簡単に病気になります。


『人を良くする』と書いて『食』

食べる事は大事ですねヽ(´▽`)/


2010年4月23日金曜日

『95』

先日、我が家に素敵なものが届きましたヽ(´▽`)/

同期隊員の95歳になるおばぁちゃま(福島県在住)が、

私達21年度1次隊同期隊員(15人)全てに

まごころ込めて作ってくれたお飾り!!

福島県からはるばるやっ てきました!!


▼早速よく見える場所へ(≧∇≦)


▼細かい手作業、思 いが詰まっているのがひしひしと伝わる作品です!


モンゴルへ来る前、

福島県にあ る『JICA二本松訓練所』で2ヶ月もの期間、

同期と同じ釜の飯を食べ、苦楽を共にしました。

涙あり笑いありの充実した2ヶ月間。

この先、あんな濃くて充実した時間は過ごせないだろうと思わせるぐらい、

私の中で色あせることのないキラキラした思い出です。


そんな思い出の地から、

こんなパワーがこもったお守りがあれば怖いものなし!

早速私の癒しのアイテムです( ´―`)


モンゴルへ来て、明日で丁度10ヶ月が経ちますが、

今までに心折れそうな事が何度あったでしょうか。

いや、実際に心折れた時もありました。


そんな時、二本松訓練所でモンゴル語を教えてくれた

ナラン先生の言葉が頭をよぎります。


『上手くいかないことがあっても、

決して失敗だと思わないでください。
相手を愛し、尊重し、

その国を思う気持ちは遅かれ早かれ必ず伝わります。
みなさんは成功できます。


この言葉に何度涙し、励まされたか。


人間、一人じゃ生きられない。

生かし、生かされながら、生きている。

雨は自分だけに降り注がない。

こうして応援してくれる人がいる。

一人じゃない。

だから『くそ根性』で乗り越える。


そんな事を思った10ヶ月記念日前日。

2010年4月22日木曜日

勉強は楽しく!②

医療は日々進歩し、昨日まで良いとされてきたことが、

実はあまり効果がなかった!!

もしくはいけないことだった!!…なんてことがあったりします。


なので『尿道留置カテーテル』1つにしても、

色々なエビデンス(根拠)があり、奥深い。


10年位前、看護学生として病院で働きながら高等看護学校へ通っていた頃。

1週間に1回(木曜日)、看護学生(准看護婦免許取得者)が

患者さんの尿道留置カテーテルを交換しなければいけませんでした。


理由はカテーテルからの尿路感染を防ぐためにです。


午前中に病院の仕事をこなし、午後には看護学校で授業を受ける。

そして夕方からは学費を稼ぐためにひたすらバイト・・・

そんな生活を3年間していたので、木曜日は特に大変でした。


ですが!!

現在はCDC(米国疾病予防管理センター)ガイドラインにより、カテーテルは詰まる時に交換し、定期的には交換の必要性はないとされています。

交換する手技の際、感染原因を増やしてしまうリスクが高いからなんですね。


そしてここモンゴルでは、3日に1回交換していました。

なので、必要のないコストがかさんでしまう!

医療物品が少ない中、これは何が何でも止めなければいけません。


▼頑張って自分の言葉で伝えます


▼1つ、1つ根拠を説明しながら行いました。


『そういう意味が あるんだ』

『だからこうする んだ』

『他にもこういう方法があるんだ』

・・・とスタッフ間で言葉が飛び交います。


きちんとしたエビデンス(根拠)があれば、

例え異国であろうと理解してもらえる事が分かりました。


ふと最近、セミナーばかりでいいのだろうか・・・

他にやることがあるのではないか・・・と悶々としてました。


でも、こうして看護師に技術提供⇒患者さんに還元できることなのだから、

資料作りだって大切な事なんだ!!

・・・と思えるようになった今日この頃です。

勉強は楽しく! ①

今月は『尿道留置カテーテル法』についてのセミナーを開催!!

本当は先月行うはずのセミナーだったのですが、3月は季節型インフルエンザが再度流行。

よって看護師の仕事が多忙になり、セミナーが行えなかったんですね。

4月に入り、いきなり主任から
『あや!!明日の9時からセミナーやるから!!』と時間割りを渡され…。

毎回感じる事ですが、モンゴルは何をするにもゲリラ的!
モンゴルに来てから、突然の無茶振りにも動じなくなりました(笑)


『尿道留置カテーテル』とは文字通り、尿道にカテーテル(管)を挿入すること。

排尿が困難な時、あるいは尿閉時、手術時などに挿入します。

▼ちなみにこんな管です


活動先では尿道カテーテルを留置する光景を何度も見てきましたが、
手技が人によって違ったり、消毒法、カテーテルの交換方法、
コストの無駄遣いも含めて、1日も早いセミナーが必要でした。

勿論、彼女達がいけない!!と言うわけではなく、
方法を知る術がないから仕方のないこと。
私が技術提供すればいい話なわけで (´―`)ノ

▼毎回私とタッグを組むよき相棒♪(注:お人形さんです)
 

そんな相棒を傍らに、
久しぶりのセミナーだったので初回は思いっきり緊張し、
尿道(女性)に入れるべき管を膣口に入れてしまい、
(勿論、お人形さんのですよ!
ありがたい事に活動先には女性性器・男性性器模型があるので、
こういったセミナーは助かります(><))

『あや!穴が違うよ!!上、上の穴だって!!』と、
スタッフと共に大爆笑(><)

おまけに私の間違ったモンゴル語の発音に、
『それじゃ~、違う意味になっちゃうよ!!』なんて突っ込みが入ったりと、
終始笑いの絶えない時間に。

『勉強は楽しくする!!』がモットーの私にとっては、
いいハプニングでしたヽ(´▽`)/

今後もどんなハプニングが起きようと、
チャンスに変えられる、そんな人間になりたいものです。

ハワリンバヤル 2010③ 『パンフレット』

やっと、やっと今日、完成しました~ヽ(´▽`)/

来月2・3日に東京・練馬で行われる、
『ハワリンバヤル 2010』に来場者してくださった方々にお配りするパンフレットです!!

…と言っても、印刷業者に入稿するデータが出来上がっただけで、
来週にならないと現物は現地協力者の手元に届かないのですが。

▼PC画面を撮ったものなので暗くてスイマセン(><)
でも、物凄く可愛い・明るいイメージのデザインなんですよ♪
500部印刷、当日配布する予定です。
 

1枚の用紙に私達の思い全てを込めるのは、正直大変な作業でした。
ハワリンバヤル準備に向けて1番時間を費やしたのが、
このパンフレット作成だったと言っても過言ではありません。

そんな私達実行委員の思いが詰まったパンフレットを
ゴールデンウィークの際には東京・練馬にお立ち寄りいただき、
是非受け取ってください。

再度イベント告知ですヽ(´▽`)/

私達は第11回目となる『ハワリンバヤル 2010』にブース出展し、
医療機器購入のための募金活動を行います。

モンゴル春祭り「ハワリンバヤル2010

日時:2010523

会場:東京都練馬区光が丘公園「けやき広場」

テーマ:「青空の国に20年吹いた風、そしてこれから」

 演目(予定):モンゴル民族音楽・モンゴル現代音楽コンサート、

民族衣装ファッションショー、モンゴル力士たちの挨拶 など

●参考URL:http://www.harumatsuri.net/2010/index.php?page=main_jp

「バガノール病院に医療機器を!」ブース

内容:バガノール病院の保健医療事情紹介、

病院スタッフが作成した桜の手紙などの展示、

募金の呼びかけ


目的:

『モンゴルの乳児死亡などの健康指標は、東アジアや太平洋諸国の地域の平均値より悪く、保健医療の水準もまだまだ低いのが現状です。しかし、日本ではモンゴルの保健医療の実態について、まだほとんど知られていません。また、モンゴル国内でも首都と地方の格差が大きく、地方では医療機器の絶対的な不足があり、医療機器があれば救える命も少なくありません。

そこで私達は、モンゴルの保健医療事情、特に知られる事の少ない地方の医療事情を発信するとともに、募金活動を行い、必要な医療機器の購入資金として、少しでもバガノール地区の保健医療サービスの向上に寄与したいと考え、今回の出展に至りました。


みなさまの温かいご支援・ご協力をお願いいたします。



穀雨

昨日 (4月20日)は、二十四節気の『穀雨』にあたる日でした。


二十四節気とは、

『1太陽年を日数(平気法)あるいは太陽の黄道上の視位置(定気法)によって24等分し、その分割点を含む日に季節を表す名称を付したもの。』


例えば、

その季節を表す名称の代表 例は『立春』『立夏』『立秋』『立冬』

…などが入ります。


『穀雨』とは、『雨が降って百穀を 潤す』という意味からきている言葉で、

穀物の成長を助ける雨のことだそうです。

この時期、日本ではやわらかい春雨が降る日が多くなるとのこと。


しとしと降る雨は憂鬱 な気分になりがちですが、穀物が成長するためには必要な雨。

つまり、人間が生きるためにも必要な恵みの雨でもあるんですね。


ところが、ここモンゴルでは殆ど雨が降りません。

4月下旬にも関わらず、昨日・今日 とバガノールでは雪が舞いました。


▼家の窓から撮影


 

なかなか雨 が降らないモンゴルだからこそ、雪が降るのも大切な事。
4月下旬で雪が舞う中、穀物達は両手広げて喜んでいるんだろうなぁ・・・。

2010年4月13日火曜日

ハワリンバヤル 2010 ②『ゲル型募金箱』

今日は嬉しい事がありましたヽ(´▽`)/

なんと!!バガノール派遣 小学校教諭(図工)S隊員が、
ハワリンバヤルで行う『募金箱』を作ってくれたんです♪

しかもリクエスト通りの『モンゴルゲル型』の募金箱!!

モンゴルで売られているお菓子のパッケージを使った力作!!
もう感動です☆

▼S隊員いわく、これはまだ仮段階だそう。
でも!しっかり扉・煙突までついてます( ´ー`)ノ☆


あ、『ゲル』をご存知でない方に補足しますね。
『ゲル』とは遊牧民の住む円筒形のお家。

▼写真のように木とフェルトでできた、
分解・組み立てが簡単な移動式住居です。


モンゴルと言えば『遊牧民』
遊牧民と言えば『ゲル』

そんなモンゴルの象徴でもある『ゲル』の形をした募金箱が、
来月東京・練馬で並びます( ´ー`)ノ

S隊員の力作を見ながら、更に2つ作る予定!!
明日からお菓子を食べて作りますヽ(´▽`)/

S隊員、感謝です☆

2010年4月12日月曜日

ハワリンバヤル 2010 ①『イベント告知』

モンゴルの医療事情を発信すべく始めたこのブログ。
私なりの思いを自分の言葉で綴ってきました。

『首都は地方と比べ援助支援を受けやすく、驚くほど医療機器に溢れている。
そこで私が出来る事は何か。物を与える事が活動先にとって果たしていいことなのか?』
何度も、何度も自問自答してきました。

そしてやっと出た私の答え。

今年、日本で『募金活動』を行います!!
題して『モンゴル・バガノールの病院に医療機器を!!』

1998年から毎年、東京・練馬で行われている『ハワリンバヤル(春祭り)』
モンゴル人留学生が主体となって行っている、モンゴルの文化理解を深めるべく、 人間関係の交流を活発にさせるためにと開催されているものです。

今年は5月2・3日の2日間にかけて催されます。
参考URL:http://www.harumatsuri.net/2010/index.php?page=main_jp

そこで、この『ハワリンバヤル』にパネル展示ブースを出展し、募金を行います!!
勿論、私一人ではありません。
私の呼びかけに快く賛同し、沢山のアイデアを出してくれたJICAモンゴル隊員3人、 現地協力者4人の心強い仲間と共に。

先日活動先で行った『春祭り』で作成した桜の花びらが海を渡り、東京で花を咲かせます。

 

是非モンゴル人が作成し、東京で咲く桜を見に来てやってください。
そして、モンゴルの医療事情を知ってください。

こうしてブログ発信できるのも、私を支えてくれる仲間のお陰です。
そんな大事な仲間・読んでくださっている方達に感謝して・・・。

引いてダメなら押してみな

私、ワイン大好きなんです。

日本に住んでいた時も、『ワイン講習』なんてものに通ったりして・・・。
(あ、殆ど酔っ払ってしまって、講習になりませんでしたが(><))

ウランバートル、わがバガノールに比べ、ワインの品揃えが抜群!!
さすが首都です(≧∇≦)

先週末、首都に上がったため早速ワインを1本購入し、同期隊員のお家に停泊。

『飲も~、飲も~!!』と、ワインオープナーで開けようとしたら・・・

『えっ!?せっ、先端が折れてる~~~!?
うっ、うそぉ~~~!?(゚〇゚;)』
(家主に聞くと、前回折ってしまったらしく・・・しかもどうやって?
その事をすっかり忘れていた!?お茶目な家主(笑))

『どっ、どうする~!?飲めないよ~(><)』

考えること数分。

『引いてダメなら押してみようっ!!』

▼分かります?スプーンの柄で押してます。しかもお風呂場で(><)


▼押しすぎて曲がったスプーン('〇';)
 
▼拡大写真 




でも、お陰さまで無事飲めました♪

今までワインはコルクを引かなければ飲めないとばかり思ってた。
実はこの方法、モンゴル人から教えてもらった技なんです(笑)


色々な視野から物事を捉える。
ワインから学びました( ´ー`)ノ

戦う姿

先週土曜、ウランバートルで『モンゴル柔道体重別選手権』がありました!!
この大会の優勝者・準優勝者は、今年東京で行われる世界選手権に出場できるという、モンゴル国内では1番大きな試合!!
▼試合会場。生の柔道を見るのは生まれて初めての経験!!


そこでなんと!!

その大会にわれらが同期隊員Oクン(柔道コーチ派遣)が66kg級に出場!!

▼一試合、一試合、集中力を高め、気合を入れ、
勇ましく対戦相手に立ち向かう姿は・・・なんとも言えず素敵でした。
久しぶりに手に汗握りました。
 

『本気の勝負が出来る事に感謝して、一生懸命、勝負に立ち向かっていきます。』
・・・と試合前日に私達に宣言してくれたO隊員。

結果は・・・
3回戦で惜しくも破れてしまいましたが、66kg級総合5位!!
凄い!!立派です!!たいしたものです!!

『メダル、ないですやん。』
・・・と悲しげな顔をしていたO隊員。

でも、私は知っている。

今回の試合、2週間前にいきなり『出場しろ』と言われ、
たった2週間で6キロもウエイトを落とした彼。
良質な筋肉を作りあげるのに、最低3週間はかかります。
そんな戦うための必要な筋肉をそぎ落とさないよう、
ウエイトコントロールするのは大変な事です。

日々、何度も何度も長時間の半身浴をし、
食生活にも気を使いすぎるほど気を使い、飲み物すらグッとこらえていた。

結果は満足なものではなかったにせよ、
結果に至るまでのプロセスこそが、
アスリートにとって大事なものなんじゃないか・・・と思った。

そのプロセスがあるからこそ、次につながる。

柔道知識の全くない私が、そんな事を言ったら怒られそうだけど、
それだけ心に響く試合を彼が行ったという証拠。

今後も彼の成長を追い続けていきたいと思う。

2010年4月9日金曜日

モンゴルにて桜咲く②

スタッフが一生懸命作った手作り『桜』に、
必死に学んだ『日本語』を書いてくれましたヽ(´▽`)/

そのコラボ作品を桜の木になぞらえて、
みんなで大きな紙にペタペタ☆

▼みんな楽しそうです( ´ー`)ノ
スタッフに、もっと日本を知って・好きになってもらいたい!
そんな思いで、
昨日からせっせと作った16本もの手巻き寿司!!

▼手早くお皿に盛り付けるU隊員

▼日本茶と共にふるまいました♪
お陰さまで16本、全て完食ヽ(´▽`)/
モンゴル人の口に『酢飯』が合うのが判明した瞬間でした☆
▼〆は看護部長の労いのお言葉( ´ー`)ノ

みんなが笑ってくれてる・・・。
この笑顔が見れただけで嬉しい。
本当に嬉かった・・・。
そして・・・この企画は一人では出来なかった。
協力・参加してくれた仲間に心から感謝。
思いやり・感謝の花びらが舞った1日。
▼そして、この桜の花びら達。
日本に行きます。海を渡って・・・。

2010年4月8日木曜日

モンゴルにて桜咲く①

今日は保健師のU隊員・同期のH隊員と共に、
モンゴルに来て1番楽しいセミナーを開催しました~ヽ(´▽`)/
名づけて、『日本春祭り』♪
(来月とある野望を成し遂げるべく、必要不可欠な春祭り。
どんな野望かは次回詳しく説明しますね( ´ー`)ノ)
更には日本文化に触れてもらいたい…という思いもあり、
1. お花見紹介
2. 紙を使って桜を作ろう
3. 日本語プチ講座
4. 作った桜に日本語を書いてみよう!
5. 書いたものを日本に送っちゃおう!
6. 更には日本食も味わっちゃおう!!
…と企画構成に1ヶ月を費やし、ぶっつけ本番で開催!
(『なぜ書いたものを日本に?』も次回詳しく…( ´ー`)ノ)
▼沢山の眼差しの中、『日本の花見』について説明。
久しぶりに緊張しましたぁ・・・(><)


▼U隊員、臆する事なく桜の作り方を説明。肝っ玉据わってます!!


▼桜の形も人それぞれ♪ 教える側も楽しかったぁ・・・( ´ー`)ノ


バガノールに来てから、幾度となく
『あや!日本語教えて!!』
『いつ日本語教室するの?』・・・と言われ続けてきました。
そんなスタッフの思いが叶ったのもあってか、
みんな必死にノートに日本語を書き写す姿が・・・。
▼作った資料を見ながら・・・
▼初めて書いたとは思えない、モンゴル人が書いた日本語デス。
『ありがとう』の文字。感動です☆
さぁ、これからどんな形で桜咲くのか!?