2010年6月21日月曜日

マレーシア旅行記 ⑤ 『世界遺産 キナバル山①』

念願の『キナバル山(4,095m)』へやってきました!!

▼世界遺産だけあって迫力満点!!


▼登山口からの眺め。快晴で幸先いいです♪


キナバル山は必ず登山ガイドをつけ、
登山カードを発行してもらわなければ登れません。

6人に1人の割合でガイドさんが付くのかと思いきや・・・。

なんと私達2人にガイドさんが同行してくれる事にヽ(´▽`)/
なんてありがたい事なんでしょう☆

▼9時半にいざ出発!!さすが二人ともまだ笑顔いっぱい(笑)
これから辛い試練がやってくるのも知らず・・・。


▼ゆるやか~な道だな・・・と思ったら・・・
 

▼いきなり目の前に立ちはだかる岩達(><)


果たして中腹の仮眠宿にいつ到着できるのか・・・

登り始めて約2時間が経過。
時計を見るとちょうど12時。登山口で渡されたサンドイッチをいただく。

『シルベスタさん(ガイドさんの名前です)、このペースだと何時ごろに宿に着けますか?』

『う~ん、5時過ぎには着けるかな。』

『ひぇ~~、あと5時間登り続けなきゃいけないのか~(><)』

一昨年富士山を登ったものの、モンゴルに来てから万年運動不足。
少し不安がよぎる・・・。

けれど、ふと後ろを見ると、大きな荷物を抱えた女性が!!

▼左はガイドのシルベスタさん


ガイドさんに聞くと、中腹の宿で登山者に料理を提供するべく、
その大切な食料をこうして人の足で運んでいるんだとか・・・。

女性がこんな大きな荷物を抱えて登っている。
私も頑張らなければ!!

世界各国から山頂を目指してやって来る、ここキナバル山。
なので登山者達は国籍様々。

すれ違う度に
『Hello!!』 『Hi!!』 『Thank you!!』と笑顔が飛びかう。

山はこうした出会いが1つの楽しみでもある。
カルフォルニア、イングランド、スペイン、香港、中国・・・etc
普通に生活していたら、こんな各国の人達と出会うことなんて出来ない。

そんな人達と、同じ目的に向かって登っていく。
登山は決して楽ではないけれど、
同じ目標を持った仲間と、国境を越えて感動を共有できる。

あぁ、やっぱり山って素晴らしい。

▼山の花たちにも癒されながら登りました
 




世界遺産だけあって、登山道がとても綺麗に整備されていて、
ゴミが全く落ちていない。
中腹までに6つあるチェックポイントには、
それぞれ水洗トイレまでもが完備されていました。


富士山ももっとクリーンにしなければ、
世界遺産認定にはたどり着けないのかな・・・
なんて思っていた矢先。

▼霧が立ち込め、雨が降ってきました(><)


そんな雨の中、やっとたどり着いた『ラバン・ラタ・レストハウス』!!

▼あまりにも綺麗なレストハウスに呆然・・・('〇';)


このレストハウスは最低半年前から予約を入れないと取れないという人気の宿。
その宿がなんと旅行2週間前にふっと予約が取れたんですヽ(´▽`)/

マレーシア隊員にも『奇跡に近い!!』と驚かれました。
きっと私達はキナバル山に呼ばれていたに違いない!!
予約してくれた同期のSちゃんに深く感謝☆

▼私達は今、レストランにいるのだろうか!?
疲れが一気に吹き飛んだ瞬間だった・・・。


▼レストハウスからの眺め。標高3,250mもあるだけに雲より高い!!


▼4人部屋。まさかベッドがあるなんて('〇';)


雨に打たれて冷えた身体を温めながら、
深夜1時半まで眠りにつく。
・・・が!標高が高いので、心拍数が112まで上昇。
自分の鼓動の速さであまり眠る事が出来なかった。

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